IAAシステムは、大規模災害時に被災者の安否情報等をインターネット上に登録・蓄積し、その情報の検索サービスを提供するシステムです。
IAAシステムはさまざまな技術を統合したシステムであることから、開発者の連携が不可欠であり、各種情報交換、相互接続試験や検証実験などを行う場としてIAA Allianceを活用することを計画しています。
また、開発者だけでなく、自治体などIAAシステムの利用者として想定される方々の声を幅広く収集して開発にフィードバックする場としても活用する予定です。
そこでIAA Allianceは、IAAシステムの主旨に賛同する組織および個人を広く会員として募る予定です。
阪神淡路大震災をきっかけに、WIDE Project(下記説明参照)が1995年から開発を続けている被災者情報登録検索システムで、1999年から郵政省(当時)通信総合研究所が開発に参加しています。
複数の組織に設置されているIAAシステムが、自動でデータを交換するしくみを用いて、全ての組織が同じデータを蓄積することができるようになっているほか、パソコンや携帯端末以外に一般電話のプッシュボタンや手書きFAXによる情報の登録も可能であることが特長です。
毎年9月1日と1月17日の防災訓練に参加しているほか、伊豆諸島三宅島や有珠山の噴火、米国同時多発テロ事件などの際には実験運用を行いました。
(参考リンク)
WIDE Projectによる紹介(現在リンク切れ): http://www.iaa.wide.ad.jp/
通信総合研究所による紹介(現在リンク切れ): http://www.crl-iaa.net/
オペレーティングシステム技術と通信技術を基盤とした新しいコンピュータ環境の確立をめざし1988年にスタートした研究プロジェクト(代表:村井純慶應義塾大学環境情報学部教授)です。
WIDEは、Widely Integrated Distributed Environment=大規模で広域におよぶ分散型コンピューティング環境に由来します。
(参考リンク)
WIDE Project:http://www.wide.ad.jp/